2008年5月28日水曜日

「media」ではなく「medium」

この業界に入ったあたりくらいに読んだアメリカの広告に関する記事やメディアアート関連の記事に出てきた言葉で、ずっと気になっていた言葉が「medium」だ。
もう6年くらい前だったが、その言葉の使われ方というか登場のしかたが、ずーっと気になっていて、たまに思い出してはその言葉について考えていた。


「medium」とはラテン語で「間にたつもの」、「媒介するもの」といった意味で、英語のmiddleと同じ。サイズのミディアムももちろん同じ。
これが複数形になったものがmediaになるそうだが、mediaになると、日本語ではメディア、ようは「媒体」で、「媒体」と言われると、そこから想起されるものってすでに限定されていて、「媒介、媒介物」といった本来のラテン語の意味とはとらえ方が変わってくるような気がする。

「medium」という言葉そのものが持つ意味合いは、ネットを通じた広告的コミュニケーションや、メディアブレンド的なコミュニケーションを考えるにあたって、とても重要なんじゃないかなぁ?とずーっと心の中で引っかかっていたのだが、日本の広告シーンでこの言葉が引き合いに出されるのを見たことがない。
(「媒介」っていう言葉もあんまり使われてない気がする)


なにかを媒介してあるメッセージを伝達するのが広告だとすれば、この言葉はもっと使われてもいいんじゃないかなぁと感じているので、この言葉は今後も自分の中で掘り下げていきたいと思っている。

とりあえずまた忘れないうちにメモっといてよかった。。。



2008年5月23日金曜日

EBOMAN

WebbyAwardでノミネートされているEBOMANのパフォーマンス。
前からこの人の名前は聞いたことあったが、Web上で注目浴びてるとは知りませんでした。

専用に開発したボディスーツ型のMIDIコントローラーを着て、リアルタイム・サンプリングした映像をカットアップしながら、腕や体を動かして(たぶん加速度センサーかな?)演奏してるらしい。

COLDCUTとかHERBERTなんかがヒップホップの概念に乗っ取った形で映像のサンプリング&演奏っていう分野を拡大させたが、この人はそれをさらに技術的に深めてやってる感じ。

僕自身、VJをやってたころにJitterやらMAX/MSPを勉強しようとして挫折した身なので、単純にここまで自分のものにできてるのはうらやましいと思う反面、パフォーマンス自体はちょっと動きがダサい気が・・・」
(映像と音はかっこいいけど)


ちなみにWeb上ではこれを「VJプレイ」みたいな形で紹介してるところもありますが、これはVJではありません。ライブパフォーマンスです。

ミュージックビデオ

ドラマーとのライブセッション風景

2008年5月19日月曜日

ソニーのブルーレイ

今朝、いつもどおり田園都市線のラッシュの中をゆられていると、SONYのブルーレイディスク・レコーダーの広告が目に入ってきた。

1時間の番組を約2分でWalkmanへ転送し、「では通勤をお楽しみください」というコピーで占めているのだが、目にとまったのはその前のコピー。


「月9のドラマを次の朝に見る、というスタイル」
(うろ覚えだけど確かこんなコピー)


あくまでこの広告を手掛けている広告会社側からの気持ちだけ考えると、テレビのリアルタイム視聴を広告上で否定するのは、結構勇気がいるもんなんじゃないだろうか。
しかもE.YAZAWAを使ってTVCMもバンバン売っているのに。


でもipodを家に忘れてきた上に本も開けないような満員電車に揺られていた自分にとっては、「いーなぁそのスタイル・・・」とピュアに反応してしまう広告でした。




2008年5月8日木曜日

climbing, hiking, camping

GWの思い出をつらつらと・・・

まずはクライミング。
後輩たちとを中心にクライミング仲間が増えてきたので、みんなでクライミングジムへ。

すでに始めて2年くらい経つにも関わらず、週に3回とか行く後輩の猛追に早くも追いつかれそうな状態で焦る今日この頃。
でも今回は後輩たちの挑発に乗ったことが幸いし、未体験のルートをクリアすることができました。


GWの真ん中は金時山への登山。
天気予報が見事にはずれ、登山中は始終雨。おかげでゴアテックスのテストになりました。
でも山頂に着いたときには運良く雲が晴れ、富士山含めた箱根の景色を満喫。

 

そして最終日は朝霧高原でキャンプ。
またしても天気予報がはずれ、初日は雨と霧の中でのテント設営&夕食の準備に追われる始末。
でも朝にはすっかり晴れ、金時山とは逆サイドからの富士山を堪能できました。

 

思えば「山」関連イベントだらけのGWでした。