僕は山登りが好きなのだが、山で電波の繋がらないiPhoneはけっこう致命的。
山頂でドコモケータイを使ってるやつが電話で「いま山頂だよー」とか話してる中、こちらはというとせいぜいデジカメくらいにしか役立っていない、という状況。。。これで遭難でもしたらヤバいよなー。
が、電波がなくてもGPSベースで動く面白い山用アプリを見つけた。
Peak Hunterは山の頂を踏んだことを記録し共有する登山専用Foursquareのようなもの。
世界各国のあらゆる山が登録されていて、山頂から100m以内に入るとサーバ上から引っ張ってきた山の名前と照らし合わせ、自分のLogbookに登頂した山として記録される。
Logbookには山の名前や標高、その時撮影した画像などを全て記録することができ、山行の行程を残すことができる。
他の山を検索して、過去に誰が登頂しているかも見れるし、その人が他にどんな山を登ったかも分かる。
そもそも山はゴールである山頂に着くことが目的になってくるので、そこで位置情報登録をするのはごくごく自然なこと。
そう考えると、これこそほんとの位置ゲー(登山者にとっては)なんじゃないかなと思えてくる。
ちなみにこのアプリはヨーロッパの老舗アウトドアブランドMAMMUTがスポンサードしている。
MAMMUTは他にも山で使える機能的なアプリを出しているが、登山する人が誰しも持つ、「登頂した喜び」や「山の中での感動」が共有できる永続的なデジタルサービスを、アウトドアウェア・ブランドが支えているのは素晴らしい。
まさに“サービスとしてのコミュニケーション”を実現している良い例だと思う。
Peak Hunter