AudiがFacebook上で未来の車のアイデアを募集するそう。
"What should cars be like 10, 20 or 30 years? The Audi design team has some thoughts. Listen to them, then tell us what you think."
というAudiからのメッセージで始まる「Audi Design Challenge」というこのプロジェクトは、
Facebook上に約30万人いるAudiのファンから2030年の未来の車(まだ生まれていない、これからの世代に向けた車)に付いているべき機能やサービスなどを投稿してもらい、Audiのデザインチームが集積していくというもの。
これはまさにグランズウェル的考え方そのもので、テクノロジーによって企業が顧客と直に繋がることができるようになった結果から生まれたサービス(『Communication as a Service』)だと言える。
ほんとに作るのかどうかは知らないが、これを続けていけば2030年まで多くのAudiファンをワクワクさせ続けることができるし、その数も増やしたり、もしくはその間に別のAudiを買ってもらうことだってできるかもしれない。
企業が顧客や見込客とコミュニケーションを取り続けるためにどんなサービスを提供できるか。
これがこれからの企業に求められることなのだが、AudiがFacebookを使ったように、既存のパーツを組み合わせることで、いままで手をつけることができなかった企業でも、比較的簡単にトライアルすることができるようになっている。
こういうサービスを企業が自分たちの手で作り、責任を持って運営し、自分達だけのノウハウを貯めるようになったとき、広告会社はどこにいればいいのか?
ほんとに考えとくべきだと思う。
Audi Design Challenge 2009
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