普段の仕事でもセカンドディスプレイやらセカンドスクリーンやら耳にするのだが、このセカンドディスプレイはとてもシンプルかつものすごく便利。
(といっても日本じゃ使いものにならないのであくまで想像だが・・・)
ブラジルで利用可能な、ポルトガル語を母国語としない移住者向けのTV番組翻訳サービス。
仕組みはかなりシンプルで、テレビ番組に必ず付加されているClosed Captionデータを、各チャンネルごとにリアルタイムで読み込み、それをGoogle翻訳にかけ、Web上に表示。
ユーザーは専用のwebアプリをダウンロードし、いま観ているチャンネルと翻訳してほしい言語を選ぶと、いま放送している番組のCCデータを元にした翻訳が画面上に流れてくる。
ドラマやアニメはほぼ遅延なしで表示されるが、ニュースなどの生中継は遅れてデータが付与されるため、翻訳にも遅延が生じるとのこと。
このアプリ、実はブラジルで展開しているブラジル語教室サービスのプロモーション用アプリで、アプリ利用の合間に自社のブラジル語教師に関する情報も得ることができる。
セカンドディスプレイ系サービスはどんどん出てきているが、まだまだ発展途上なアプリやサービスが多いのが現状。
イギリスだとzee tv、アメリカではgetglueなどが人気で、日本でも日テレのwiztvやemoconなどのアプリが出てきているが、まだまだ浸透しているわけではない。
このアプリは、「サービスとしてのコミュニケーション」的施策になっているだけでなく、セカンドディスプレイとして、利用者に意味ある情報を出す、利便性の高いサービスだなと思う。
EasyWaySubtitle.com
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